朝夕には指先のかじかむ季節となりました。先日、小野不由美氏のファンタジー小説の新作を読破したのですが、極寒の国で耐え忍ぶ人々の姿が描かれており、暖かい部屋で作業ができるだけでもありがたいことだと感じます。

さて、この程全日本仏教会のご紹介にあずかり、東京新聞(本社中日新聞)編集局より、「女性僧侶の寄稿を」という依頼を承りました。拙筆ですが、中日新聞11月12日・東京新聞11月17日に上編、中日新聞11月19日・東京新聞11月24日に下編を掲載していただきました。

公器への寄稿という初めての経験でしたので戸惑うこともございましたが、編集局の担当記者の方が何度も足をお運びくださり、時間を割いてお話をしてくださいました。普段何気なく目にしている新聞記事というものが、これほど時間や手間をかけて作られているものなのか、と驚かされました。また、新聞記事の文法や語尾、文字数制限などの制約を通じ、「皆様に少しでも分かりやすい文章を届ける」ことについても改めて学ばせていただきました。

新聞という媒体ですので、ブログに比べ簡素な文法で恐縮ですが、よろしければご笑覧ください。

早くも新年が迫ってまいりましたが、皆様どうぞお体を大切に、よい年の瀬をお過ごしください。合掌