10月25日、浄土宗関東ブロック青年会行事として、スポーツ大会が行われました。
埼玉教区青年会様のご尽力のもと、さいたま市総合体育館に関東一円の9区の僧侶が集まり、
「バブリンピック」という新しい競技に取り組みました。
「バブリンピック」とは、写真の通りの大きな風船を各自が背負い、
相撲、リレー、サッカーなど様々な競技で得点を競うものです。

1025関ブロスポーツ

お互いが思い切りぶつかり合っても怪我をすることはありませんが、
コロリコロリと転がるさまが皆の笑いを誘い、会場は終始爆笑の渦に包まれていました。
私は女性の身で不安ながらサッカーに参加させて頂きましたが、ご覧の通り外見では
女性とは分からないので、思う存分転がることができました。
また、競技を盛り上げるイベントスタッフの方々の話術が
大変楽しく、マイクパフォーマンスというものの凄さを感じることができました。
私どもは余り「ご法要を盛り上げる」「笑いを誘う」ためにお話する機会は少ないのですが、
他の分野に長けた方を目にすることは大変勉強になります。

行事の終わりに、埼玉教区会長よりご挨拶がありましたが、
「スポーツの得意不得意に関わらず、皆が楽しめる競技を選びたかった」と
仰ったことに感銘を受けました。
確かに、勝敗の出やすい競技において互いに切磋琢磨することも楽しいことではありますが、
「誰でも楽しめるものを」というお志に阿弥陀様の慈悲の光が見えたような心持が致しました。
数十にのぼる競技案の中から検討を重ね、バブリンピックを実行してくださった埼玉教区の方々に
心より感謝致します。ありがとうございました。

合掌