10月2日(月)、東京浄青災害対策委員会の行事と致しまして、
平成25年10月11日に土砂災害に見舞われた大島へ慰霊訪問にお伺いいたしました。
私にとって、2年前に東京教区教宣師会主催の慰霊法要にお伺いして後、2回目のお参りとなります。
当日は涼しげな潮風の冴えわたる気持ちの良い気候で、
高速船にて2時間ほどの旅程を経て、大島港へ到着致しました。
潮音寺様ご本堂におきまして、慰霊法要を厳修致しました後、
復興に伴い移転された慰霊碑へお参りし、皆で読経をさせて頂きました。
災害当時茶色に染まっていた痛々しい山肌は4年を経て緑が芽生えておりましたが、
未だ行方の分からぬ親族を待ち続けているご家族の方々が、共に手を合わせ
お念仏をお唱えくださるお姿が胸に迫りました。
昼食には、大島名物のヅケや明日葉のお浸し、牛乳アイスなど、心づくしのおもてなしを賜り、
大島の美味や名所を紹介して頂きました。
阿弥陀様のお力により、大切なご家族へ心を向けられる皆様のお心が少しでも
安んじられるよう、そして大島の魅力がより多くの方に伝わり、観光を楽しんでくださる方が
より多くなりますよう、心よりご祈念をしております。
合掌
